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極限レベルで走らせているからこそわかる エボの隠れた魅力をドライバーが語る

ラリードライバー 田口 勝彦

「ハイスピードコースに強いエボ
今年は全開で攻めますよ!」

94年のデビュー以来、ランエボでアジアを中心に活躍してきた田口勝彦選手
「カツ」の相性で多くのファンから親しまれる彼が、2007への意気込みを語る
(C)ランサーエボリューションマガジン

みなさんこんにちは、田口勝彦です。ここではボクのラリー活動を中心にお話しすることにしましょう。
ボクは今年もアジパシに参戦します。昨年は最後に開催された中国ラウンドで完走さえすればランキング2位で終えることができたのに、あるコーナーでアウト側の岩にヒット、足まわりがもげてしまいました。

その後、スーパーラリー方式を適用して再出走したんですが、今度はミッショントラブルで結局リタイヤ……。ランキング2位の柳沢選手に1ポイント差で3位になってしまいました。今年はぜひ、最終戦の前までにタイトルを決めたいと意気込んでいます。

今年のアジパシは全7戦で開催されますが、参戦自体は全6戦でいいという規定があります。この原稿を書いてる時点では、まだどのラウンドをパスするか決めてないんですが、もしかしたらニュージーランドあたりをパスするかもしれません。

クルマは基本的な仕様は昨年と同じですが、ECUとエンジン本体のチューンをオーストラリアで行うことにしました。今年のアジパシは同じチームのバリマキ選手のほか、インプレッサの柳沢選手などライバルがたくさんいます。

ただ、ランサーはハイスピードになるほど速くなります。その意味では中国以外はほとんどのラリーがハイスピードコースなので、ランサー有利で戦えるはずです。今年は最初から全開で攻めたいと思っています。みなさん、応援よろしくお願いします!

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