エボマガ読者のみなさんこんにちは。前号では、私の自己紹介を交えて書かせてもらったのですが、いよいよ全日本ジムカーナに向けての練習を始めたので、今回はそのお話をしたいと思います。
ジムカーナの練習はミニサーキットやシーズンオフのスキー場で行うのですが、初心者の私にはミニサーキットでいきなり練習するのは怖い……。なのでパイロンコースで初練習することに。
初心者の私の課題はコースを覚えること。今までパイロンを使ったコースを走ったことがないので、コースを覚えるということは初経験。でもコース図を見て実際にコースを歩いてみると意外と簡単に覚えることができました。コースを覚えたあとはいよいよ走行です。
初めてのジムカーナなので少しようすを見ながらゆっくり走ったのですが、それでもコースどおりに走るのが精いっぱい! クルマの操作だけでも忙しいのに、コースを思い出しながら走っていたら、何がなんだかわらなくなってしまいました。
このままでは悔しいので、この日私の師匠を務めてくれたHIRの社長に運転をお願いして、隣に同乗をさせていただきました。なぜ私が運転をお願いしたかというと、ドラテクを学ぶためではなく、目を慣らすため。速度に目が慣れればそれなりにコースを走れるだろうと思ったのです。
社長が出すスピードは私の出している速度と比べ物にならないくらいに速く、同乗しているだけなのに頭のなかが忙しかったです。でもそのおかげで目が慣れて走りに余裕を持つことができるようになり、そのあとは混乱せずにコースを走れるようになりました。
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小関あつみ
Ozeki Atsumi
1986年2月18日生まれ。ブラジルで生まれ、三重県で育った日本とイタリアのハーフ。ある日、ランエボを目撃してひと目ぼれ。お世話になっているショップ「HIR」の提案を受け、エボⅩを購入。初心者ながら2010年からジムカーナの地区戦と全日本戦に挑戦。