みなさんこんにちは。今回は私のデビュー戦のようすをレポートします! 舞台はだれもがうらやましがる全日本。スポンサーからの期待と責任を背負っての走行はプレッシャーを感じますが、私の挑戦を支援してくれているトーヨータイヤとMⅰSのために精一杯がんばると心に決めました。
今回の目標は、とにかくコースを完走して、悪くてもいいので結果を残すこと。その小さな目標を叶えるために強力な助っ人が参上! 私の師匠を務めてくれたジムカーナドライバーがダブルエントリーすることになりました。これでコース攻略もちょっとは教えてもらえるから安心です。
全日本ジムカーナ第1戦では、土曜日の公開練習と日曜日の決勝に参加することになりました。
土曜日の練習は全く知らないコースに緊張していたせいか、第1走行はすご~くゆっくり走ってしまいました。あまりにも遅かったため、走行後にはみんなにすごく不安な顔で見られてしまいました。遅いうえにターンも失敗したので、そう見られるのは仕方がないかもしれません(汗)。
第2走行はもう少し気合いを入れて挑戦。アクセルは踏めたものの、またターンを失敗してしまいました……。ひとつ目のターンはうまく決まらず、もうひとつは減速しきれず、クルマが回ってその場でエンストしてしまいました。競技中にエンストはしたことがなかったのに、練習日とはいえ、全日本の舞台でエンストするなんて……。練習の足りなさを反省しました。
こうしてなんとか1日目は終了。かっこよくは走れなかったけれど、目標の完走は達成しました。
そして本番の大会二日目。前夜は緊張して寝られないかと思いましたが、意外にもぐっすり眠れた自分がいてびっくりしました(笑)。
ここで掲載している内容は、エボマガ紙面から一部内容を抜粋して掲載しています。「もっと読みたい!」というひとは、ぜひ本誌もチェックしてね! »
小関あつみ
Ozeki Atsumi
1986年2月18日生まれ。ブラジルで生まれ、三重県で育った日本とイタリアのハーフ。ある日、ランエボを目撃してひと目ぼれ。お世話になっているショップ「HIR」の提案を受け、エボⅩを購入。初心者ながら2010年からジムカーナの地区戦と全日本戦に挑戦。