エボマガ読者のみなさん、はじめまして。クスコワールドラリーチーム監督の長瀬です。このコラムページでは、毎号楽しいラリーのようすをお届けしたいと思っています。
今年から私どものラリーチームは、三菱ランサーエボリューションⅩにスイッチしAPRCを戦うことに決定しました。ドライバーは今年も社員ドライバーで、営業担当の柳澤宏至、開発担当の炭山裕矢の2名です。
APRCは、第1戦ニューカレドニアから始まり、オーストラリア・ニュージーランド・日本・マレーシア・インドネシア・中国の計7戦。今年は、新型を投入することから、その車両開発の時間を十分に確保するため、当初予定していた参戦計画を変更し、APRCはラリー北海道からの参戦で、アジアカップに挑戦。国内戦は6月の福島県で行われます、全日本・東京ラリーに参戦します。また、地元群馬で5月末に行われるラリーにも、テスト参戦するかも? 高速道路の休日料金を利用し、ぜひ応援に来てください。詳細はクスコホームページをこまめにチェック!
APRCは、みなさんの知っているWRCと違い、ラリーが実質2日で行われます。SS走行距離は、約250㎞。マレーシアや中国などは、信じられないほど狭く、コーナーのきついコースもあります。サービス時間も日中は20分、1日目の最終サービスで45分です。この時間で、通常のサービス(各部増し締め、各部点検、ブレーキエア抜きなど)と、トラブルに対応します。
ここで掲載している内容は、エボマガ紙面から一部内容を抜粋して掲載しています。「もっと読みたい!」というひとは、ぜひ本誌もチェックしてね! »
長瀬 努
Nagase Tsutomu
クスコワールドラリーチーム監督
昭和36年7月26日生まれのO型。群馬県出身。1989年キャロッセに入社し、メカニック・営業・開発工場工場長を経て現在代表取締役社長。ドライバーとしては、全日本ジムカーナC1クラスの90年92年99年で全日本チャンピオンを獲得。好きな食べ物は高カロリーな食品で、嫌いな食べ物はヘルシーな食品とわかりやすい。