クスコワールドラリーチームは、今の時点でマレーシア戦と北海道戦の2戦が終了。マレーシアはリタイアで終わり、北海道は柳澤が2位、炭山は4位で、APRCフィニッシュという結果を残しました。
報告は簡単ですが、今年のマレーシアラリーは、シェイクダウンで柳澤がトップタイムをマーク。今年は行けるかな?と思わせた直後、クラッシュ! 損傷具合はわかりづらいのですが、まんべんなく右側を破損。でもメカニックがパーフェクトに修復してくれました。
無事ラリーをスタートさせたものの、SS2で炭山がコースアウト。わきの溝にはまりコース復帰できずリタイア。柳澤も序盤、パームツリーに左ドア付近を激しくヒット。リヤアームを折り、何とか走行はできたものの、リエゾンまでの距離と移動時間を考慮、リタイアしてスーパーラリーを選択しました。
ここからメカニックが総動員で修復。今回のダメージは深刻で、ロールバーまでは被害は達していませんでしたが、ドアはボディに食い込んでいるし、リヤメンバーもズレている……。なんとか走れるように修復し、スーパーラリーでDAY2の走行ができました。
しかし、悪夢はこれでは終わりませんでした。
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長瀬 努
Nagase Tsutomu
クスコワールドラリーチーム監督
昭和36年7月26日生まれのO型。群馬県出身。1989年キャロッセに入社し、メカニック・営業・開発工場工場長を経て現在代表取締役社長。ドライバーとしては、全日本ジムカーナC1クラスの90年92年99年で全日本チャンピオンを獲得。好きな食べ物は高カロリーな食品で、嫌いな食べ物はヘルシーな食品とわかりやすい。